ＩＣカードリーダーの導入とパソコンの環境設定
１．ＩＣカードの購入とインストール
電子調達システムでICカードを利用するためには、以下の作業を行う必要があります。
ＩＣカードをお手持ちのパソコンに接続し、端末にドライバをインストールします
電子入札コアシステム対応の認証局からICカードを購入してください。
ICカードの購入の参考として次の各ページをご覧ください。
ICカードリーダ、付属ドライバCD-ROMが送付されます。
図１. ICカードとICカードリーダライタ一式
ＩＣカードリーダをお手持ちのパソコンにインストールします
ICカードリーダをお手持ちのパソコンのUSBポートに差し込み、インストールを開始します。インストール方法は認証局ごとに異なるので、付属の説明書に従って、設定してください。ICカード付属ソフト等のバージョンアップは各認証局から配布されます。
図２. ICカードリーダのUSBへの接続
JAVAポリシーの設定を行います
JAVAポリシーの設定方法は各認証局によって異なります。
JAVAポリシーの設定時には大阪府のURL
"https://www.e-nyusatsu.pref.osaka.jp/CALS/Accepter/"
を設定してください。
注)１社で複数枚のICカードを登録できます。
大阪府電子調達(電子入札)システムからＩＣカード申請を行います
[電子調達システム]から[ICカード登録]メニューを選択し、ICカード申請を実行してください。具体的なICカード登録の方法はこちらをご覧ください。
２．JAVAのポリシーの設定確認
- JAVAポリシー設定はお済みでしょうか？確認してください。
- 大阪府電子入札システムでは、画面中央上部の青い部分に、「時刻表示」がされるようになっています。
表示されずに灰色になっている場合は、JAVAポリシー設定の設定に不備があると考えられます。 - 国土交通省の入札でJAVAポリシー設定をすでにされている場合で、大阪府システムを利用される前に「大阪府」用にJAVAポリシーの設定が必要です。
- 「時刻表示」が正しくされていても、上記の設定が正しくない場合、大阪府のシステムを利用できないことがあります。
- 「時刻表示」がされないまま操作を続けますと入力等はできますが、登録ボタンを押した時にJAVAのプログラムが働かずシステムが作動しなくなります。
- その場合、いったん画面を閉じて、再起動し、JAVAポリシー設定を行ってください。
- JAVAポリシーの設定は、お使いのICカードの取扱説明書や民間認証局（カード発行会社）のホームページで各々設定方法がありますので各民間認証局にお問い合わせのうえ、設定してください。
ICカード会社問い合わせ先一覧 - JAVAポリシーの設定時に入力する発注機関「大阪府」のURLは
「 https://www.e-nyusatsu.pref.osaka.jp/CALS/Accepter/ 」です。
このアドレスをコピー、設定ツールのテキストボックスに貼り付けする場合、先頭・末尾の空白を選択・貼り付けないよう注意してください。
| 上記のアドレス入力時に、httpの次の「 s 」が抜けないようにご注意下さい。 |
３．一般的注意事項
- ジャバアプレットの読み込みが完了するまでに次の操作を行われるとエラーが起こりやすくなります。画面上のすべての画像、ボタン等（オブジェクト）、特に画面上部の時計表示が正しく表示されるまで次の操作に進まないでください。
- PIN番号確認ダイアログの画面ではPIN番号のみ入力して、担当者名は入力しないで、「OK」を押してください。
- エラーが生じた場合、お問い合わせの時に参考となりますので、表示されるメッセージやエラーコードをなるべく詳しく記録し、お伝えください。
- 利用者登録で各項目を入力する際、㈱や①などの機種依存文字を使用すると、誤作動の原因になることがあります。
これらの機種依存文字は利用できませんので、別の方法で入力してください。
例えば、㈱でしたら（株）という形での入力をお願いします。
４．検証システムに関して
- 次の認証局のプログラムには、ICカードを登録するプログラムが添付されており、設定をしないとICカード検証がうまくいかないことがあります。
株式会社帝国データバンク
[スタート]→[プログラム]→[帝国データバンク]→[TDB電子認証サービスTypeA] →[IEへ証明書を登録]
※設定方法は「TDB 電子認証サービスTypeA ご利用ソフト取扱説明書」参照
日本電子認証株式会社
[スタート]→[プログラム]→[電子入札対応システム]→[ICカード登録]（2枚目以降は[ICカード登録-追加]）
設定方法は「ICカードリーダセット インストール説明書」参照
この件については、「４．エラー表示が出た場合の対応」の回答の中で「修正モジュール」が提供されている場合もありますので、あわせて参照してください。